OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

まなみ組 ゆたぽんの1日(サンライス元気村)

 

 

前日までの雨が嘘のような快晴!

雨男の僕としては、嬉しい限りです。

そんな土曜日の今日は東北電子工業社用地と旭化成団地を訪問しました。

 

拠点から車を走らせ約20分。

田んぼが広がるのどかな風景を抜け、東北電子工業社用地に到着。

僕自身は初めて訪問する場所でしたが、僕らの姿を見て声をかけてくれた方もいて、

なかなか幸先のよいスタート。

 

その中で僕が一番印象に残った方は、2軒目で訪問したおばあちゃん。

この方は、とにかく息継ぎする暇もないくらいよく話す!!

サンライス元気村の活動をしていると、お話しを沢山してくれる方にはよく会うのですが、

このおばあちゃんは群を抜いてよく話す。

普段ならある程度のところで失礼させてもらうんですが、

そのタイミングが掴めないほどでした。

 

結局、1時間半超えの立ち話をしていました。

 

今日は地元のカウンセラーの方も一緒に活動したのですが、その方が言っていたのは

「あれほどよく話すのは、逆に不安や心配の裏返しかもしれない」という事。

見た目はとってもオシャレでかわいらしい方なのですが、その姿の奥に

僕らの目や耳だけでは見極められない感情があるのではないかと感じました。

 

午後は東北電子工業社用地から車で約15分の旭化成団地へ。

ここは、以前別の活動で訪れた事があって馴染みのある場所。

 

今日は集会所で演芸のイベントが行われていて、団地全体が賑わっている様子でした。

 

 

そういう日はイベントに出掛けている方も多く、対象の方を訪問しても

留守な事が多いのですが、そんな中でもイベントに足を運ばない人はいるわけで、

僕が訪問したおじいちゃんも、仮設内での交流はほとんど無いという方でした。

もちろん無理やり足を運ばせるものではないけれど、

自然と集会所に足を運ぶような、仮設内での交流がもっと盛んになるような、

せめて小さなきっかけでも、僕らのようなボランティアが作っていきたいなと思いました。

 

余談ですが、以前別の活動で訪れた際、そこの子どもたちと遊んだのですが、

その事を覚えててくれた子が何人かいて、今日も少し一緒に遊びました。

みんな無邪気な笑顔で遊んでいて、逆にこっちが癒されるくらいでした。

 

高齢者を対象としているサンライス元気村ですが、

こうして子どもたちと接してお互い笑顔になると、

それだけでここに来た意味があったような感覚になります。

 

僕は「出来る事をコツコツと」を心の片隅に置きながらボランティア活動をしていますが、

やっぱりまずは、目の前の人の笑顔を作れるような活動を、

これからも続けていきたいです。

ゆたぽん

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