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大和町の様子(アッシュからの報告②)平成27年9月関東・東北豪雨

大和町社協の災害ボランティアに参加する場合の手順を説明します。
同町の「まほろばホール」の駐車場にある仮設テントで、受付及びボランティア保険未加入の場合は加入手続きを行います。そこからバスでサテライト(活動拠点)である「高田コミュニティーセンター」か「舞野文化センター」に送迎されます。サテライトで当日の状況等の説明を受け、チームを割り振られ、作業現場へアテンドされる仕組みです。「まほろばホール」での受付は、午前9時から11時まで。作業は午後3時までとなっています。作業終了後にお風呂無料利用券を貰えます(9月20日現在)。社会福祉協議会のある大和町保険福祉総合センター「ひだまりの丘」は、公衆浴場が併設されていて(10:00~20:00)、なんと食堂もあり(11:00~15:00)、なんとなんと生ビールの看板すらあったりします。

本日の作業内容。
6名でチームを組むこととなり、まず、舞野区長である高島さんのアテンドで、区長さんが経営している建設会社の敷地内で土のう作りをしました。


次に、40分ほどかけてつくった250袋の土のうを全てダンプに積み込み、氾濫した吉田川のすぐ傍に住居があるお宅へ移動。

そこでは川に面した斜面が一部崩落しており、区長さんの監督の下、作ったばかりの土のうで土留め工事を行いました。午後はそのお宅の倉庫で、家財の搬出、泥だし、お掃除。本日はそこまででした。(土留め工事はもっと広い範囲で対応が必要なため、継続案件です。)

 激しくスコップをふるい黙々と作業をする僕に区長さんが一言。「だめだ、会話しながらするもんだ仕事は」。なんかそう言われたら急にいい感じで拍子が抜けて、実際作業効率が良くなった気がしました。それを耳にしたチームのみんなもそうだったのではないでしょうか。

区長さんと沢山話す機会があったので、おもむろにカーシェアのことを話してみました。同地区では10台ほどの自家用車がダメになったとのことで、「もしよかったら相談してみてください」とチラシを1枚渡してお願いしてみたら、「1枚では足らないからもっとないのか?」と言われて嬉しかった。
未踏の地、高田地区のことも頭によぎりつつ。
明日も継続して大和町に入ります。

そして、今日は嬉しいことに石巻市牡鹿からOJ仲間のチセ姉さん、そして仙台市から石巻カヌークラブのしのちゃんとひろちゃんがお誘いもしていないのに自らの意思で自発的に来ていました。作業場所は違いましたが、怪我もなく1日頑張ってくれたことがまず嬉しかった。そして、脚を泥だらけにして汗をかいてくれた彼女たちを見て、僕がたまたま着用していたホーマックで購入した作業用Tシャツのバックプリントにある「士魂」を感じた僕。…いや、大和町だけに「大和撫子」か。みんな来てくれて本当にありがとう。感謝です。

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スコップと土嚢袋の作業を通じて、ゆっくりと心の重さ辛さが・・・溶け始める。
そう感じる瞬間がありますよね(が)

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