OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

まなみ組 かなこの1日(サンライス元気村)

今日のサンライス元気村は、大雨の中での活動となりました。

3班に分かれ、私の班は、開成11団地を訪問しました。

私が一緒に活動したのは、カリフォルニアから来たジュリアンさんと、香港から来たKINさん。

初のインターナショナルチームでの活動で、

ちょっとドキドキ。。。

 

午前中3軒のお宅を回り、お一人とお話することができました。

その方は、ご近所の方々と交流をしたり集会所に行ったりすることがないとおっしゃっていました。

娘さんやお孫さんが遊びに来るそうなので、少し安心しましたが、

開成のように石巻の各地から来た方々が住んでいる大きな団地だと、

周りに知り合いがいなく、寂しい思いをしている方がいることを実感しました。

サンライスの活動は一ヶ月に一回の訪問ですが、

少しでもこういったお一人暮らしの方の心を和ませることができたらと思います。

 

この方は、津波の時のこと、亡くなれらたご親族の方や仮設での不便な生活を

寂しそうなお顔でお話しされていたのですが、

「でもね、嬉しいこともあったのよ」とお話してくださいました。

その内容が、ちょっとビックリ!

津波から二週間後、娘の家に帰ったときのことです。

一階部分は津波で壊れてしまいましたが、残った二階に登ったとき…

飼い猫が、生きてそこにいたのです!

二週間もの間、飲まず食わずで生きていたそうです。

「もともと太ってたんだけどね」

「痩せてましたか?」

「いや、太ってた」

「あはは~!」

今では、ご主人が助けた猫と一緒に元気に暮らしているそうです。

笑顔と笑いが生まれたお話でした。(^-^)

 

香港からのKINさんは、今回初めてサンライスに参加されました。

日本語が分からないので、訪問した後に、

どんなことをお話してくださったかを説明しました。

あとで感想を聞くと

「集会所でイベントなどを開いて連れ出したらいいと思う」と言っていました。

 

インターナショナルチームで緊張しましたが和気藹々活動することができました。

海外の方も、ボランティアとして石巻を訪れ、

今の石巻の現状や現地の方々と真剣に向き合っています。

そして私達の仲間になっていくのが、嬉しい。

母国に帰っても、見たこと感じたことを伝えてくれたらもっと嬉しいな、と思いながら。

 

 

今日は記録的な大雨!午後はもっと強くなる!ということで、

今日の活動は、“半ライス”(午前中だけ)で中止。

お風呂で冷えた身体を暖めて、拠点で作業となりました。

『元気の湯』では、住吉から来てるおばあちゃんが話しかけてくれました。

どこから来たかや、どういう活動をしているかとかお話しして、

まさに裸の付き合い!

こういうちょっとした地元の方との触れ合いも嬉しいものですね♪

 

とにかく土砂降りの一日!みんなびしょ濡れ!

それでも、まなみ組のみんなは、今日も元気いっぱいです!!

 

かなこ

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One Response to まなみ組 かなこの1日(サンライス元気村)

  1. MACHI says:

    Nice report、元気の湯とか。通訳しながらの活動、脳が大フル回転だったに違いない!!様子が伝わってきます。
    人は、目や声や感やらと、言葉以外の何かで繋がる事の方が多いんじゃないかと思います。何にも変えられない温もりがきっと、伝わっていてほしいと、思う。
    色々なカタチでたくさんの人が携わる事のできる復興支援。応援してます。

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