カテゴリー: 炊き出しサポートプロジェクト

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

2011年7月17日

みなと食堂より

夜は涼しいものの、昼はとても暑い石巻。
というわけで本日のメニューは、夏らしく「そうめん」。
キュウリ、卵、ツナ&わかめ和え、天かす、のり、ゴマなどなどのトッピングを

バイキングでのせる「冷やし中華風」のつけ麺。
みなさん「麺大好きだっちゃ~」と食欲がわいたようで、山盛り食べてくれました。

そして夕方からは、明神社の縁日に出展!
1カ月前に約束したみなと食堂仲間のワラビーズ再結成で
「わらびもち」屋台を出しました。
トッピングにはきな粉、抹茶、ゴマ、黒蜜、ハチミツ、黒糖を好きなように
取ってもらう方式で、今日はわらびもち第一回記念の山盛りサービス。
おかわりしてくれる人もいて、こちらも夏らしく喜ばれました。


その脇では、子供たちと一緒に絵を描くワークショップも。
大きな紙にのびのびと絵を描くのは楽しそうです。

いつもの神社メンバーによる卵煎餅や、チョコバナナ、フルーツポンチ、
長野からきた人のライスボール&唐揚げ屋台も。
今後も、どんどん盛り上がっていけばいいなぁと思います。

そして、ここで出会った地元の方々や、ボランティア仲間のつながりも
大切にしていければいいなぁと思いました。

ワラビーズ

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2011年7月12日

湊中学校に山形の自衛隊が演奏に来ました。
石巻出身の女性隊員がいらしたこともあり、とても温かい思いの伝わる音に、皆さん忙しい中でも
顔を出して聴いて行かれました。
食べることとはまた違う側面で、悲しいことも楽しいことも包み込む音楽のパワーを改めて感じた、
素敵な時間でした。
みんなどうもありがとう。
みなと食堂炊出し 

ゆき

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2011年7月7日

たけぞうです。
初めは整体チーム、次にカヌーチームを経て、前回より炊き出し&整体をさせて頂いています。
今回もみなと食堂での炊き出しに同行させて頂きました。


ハエ問題はあいかわらず。
ペットボトルハエ取り、アメリカ軍御用達の?モンスターフライトラップ、ハエとり紙、
アロマリコ(絆メンバー)配合の防虫スプレーなど様々な技術が結集しています。
ハエは半月前よりは少し少なくなった印象がありましたが、これら対処の成果が少しでも出たのかなという空気です。
本日もみなと食堂には定期的にハエの対策をしている、日本防疫殺虫剤協会という方々が来て「おお、だいぶ減ったなあ」と口々にしていました。
ちなみに僕は今日、充電式電撃殺虫灯というのを投入しましたが、一日で成果二匹。つまり却下。
今回はハエに恨まれながら帰る事が目的だったのに、手を振って見送ってくれそうです、、。手強し石巻のハエ。
ハエ達のポテンシャルとしてはこれからが本番だと思うので、なんとか対策をとって、地元の方もボランティアのメンバーも、
快適な時間を過ごしてゆきたいですね。


みなと食堂は中学校の広い武道場の中にあるので、沢山のニーズに応える施設があります。
写真は食堂の片隅に特設されたマッサージ用のテント。
私と、そのお客さんで今回初参加の理学療法士、カナです。
大繁盛でした。手当てのニーズもまだまだ沢山あります。

僕の被災地での施術は短期のみですが、4月上旬から岩手も合わせちょこちょこと半月に一度づつおじゃましています、
時間の経過と共に、今回少しだけ新しい変化のようなものを感じました。

それは、施術をうけて頂く方々の「日常化」の感覚です。
施術以外でもそうなのですが、当たり前にボランティアが働き、それを被災地が当たり前に受け入れて時間が流れて行くような、
どっしりと定着してしまってはいけないあり方の存在も感じる機会が増えました。

絆のメンバー数名にも話を聞いたのですが、
やはりこれからも大事なのは、被災してしまった方々が、その二本の足で立ち上がれる事のサポートなのではないかな。
と思います。

その為には、
地元の方々同士が支え合い、盛り上がって行けるコミニティーの復活、もしくは確立。
地元出身の、地元発信の、地元で生きてゆくリーダー達の活躍。
、、、などが必要になってくるはずです。

たまにしか石巻に居ない僕が言うのは生意気ですが、そんな僕でも強く感じました。
きっと、絆の長期メンバーはもっともっと悩み、考えています。

絆に集まるメンバーでは、ニーズを掘り出す、人と人を繋げるという本当に必要なしごと、
ボランティアの立場で出来うる全ての可能性を模索して前進を続けています。

するべき事はこれから沢山あります。まだまだ人手も支援も必要です!。


たけぞう

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2011年7月22日

本日のみなと食堂は、セリン・デー。
6月3日から石巻でボランティアをしていて、みなと食堂の主力メンバー
フランス人セリンが、フランス風料理を作ってくれました。

唐揚げをトマト味に煮て、マッシュしないポテトサラダ、生野菜のサラダと
コンソメスープ。材料が限られているなか工夫して作ってくれ、大盛況でした。

この2ヶ月弱で撮り溜めていたセリンの写真も、みなと食堂でスライドショー。
独特な視点で見る石巻の人、物、光景が映し出されました。

そして、このみなと食堂は8月6日をもって閉店することに。
6日前後の夜には「さよならパーティ」も開く予定です。
たくさんの地元の方々、たくさんのボランティアが関わってきた食堂なので
やっぱり寂しい気がしますが、街の状況が変わってきているのは前向きな変化。
いつも居てくれる地元の人も「川開きがひとつの節目なのかなぁ」と
言っていました。
みなと食堂は閉店後、コミュニティカフェとして続いていく予定です。

そして、みなとメンバーで夕方はブロードウェイ食堂へ。

こちらも一度は閉店しましたが、自衛隊が撤退したので、
夕方に汁物だけ炊き出しに行っている小学校。

昔はここで700食作っていたけれど、今では避難所には90人ほど、
炊き出しも50食分ほどだけです。

子どもたちは相変わらず元気で、いい色に日焼けしています。
ダンボールの仕切りはありますが、他の家族が子どもの面倒を見たり
みんな声をかけ合ったり、大きな共同体のよう。

きっと、避難所を離れるときは、私たちには想像できないほど
いろんな想いがあるのだろうなぁと思いました。

ワラビーズ

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2011年7月2日

とーるシェフの「めん玉ごはん」 

ベースでの台所会議できまったとーるシェフの日、
雑穀入りごはんに、スパイスの効いた鶏挽肉入りのトマトソースを添えて、
ちょっとお洒落な一皿に。

今日は愛知の大学生さんが15人程来ていたのですが、シェフの合間に話をしていた近所の方の家の掃除に、
午後行ってもらう段取りをしていたりして、
その場で人と人をつないでいくとーるさんパワーはすごいなぁと思いました。たき出しは、
ただ食事を提供するだけでなく、来られた方と顔を合わせ、
話をしていく中で気づく事が沢山あるのだなぁと感じました。

photo by arito

photo by arito
余談ですが、本日のランチの脇役のようで実はとても重要な温泉卵。
その絶妙なゆで加減は前日の夜のけんさん(&補佐3人)の真剣勝負の約1時間半のおかげです。感謝!

マキ

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