月別アーカイブ: 2013年 11月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

『就業支援カーシェア』始動。

先日、ご協力いただいている人材派遣会社の方が事務所に吉田さんという若い女の子を連れてこられました。
彼女は地元に貢献したいという強い想いを持って就職活動を行っているとの事でした。

お話をしている中で、人材派遣の担当者の方から一つ相談がありました。

「仕事場まで通うための車がないので、通勤用の車を借してもらえないか」

彼女は非常にやる気があるのだけど、車がないので思うような就職活動ができない。
原付はあるのだが、彼女の住んでいる仮設は非常に辺鄙な山の上にあり、寒くなるこれからの時期、通勤が本当に大変になる。

という事でした。

車がないから仕事に就けない
仕事に就けないから車が買えない
意欲があるけど、一歩前に進めない

そんなジレンマに陥っている方が結構いらっしゃるように感じました。
思い返せば、今までもそういった相談を受けた事があります。

先述の吉田さんについて、その後彼女の仮設にも訪問し、改めて話を伺う機会を作りました。

彼女とじっくり話をして、1つのカーシェアリングによる新しい支援を始める事にしました。

一定期間車を貸し出し、その間仕事に就き、収入を確保して、車を購入し、生活基盤を安定させるきっかけにする支援です。

『就業支援カーシェア』

14日、彼女の住む仮設団地に佐用自動車さんから提供いただき事務局で使用していたラシーンを届けました。
まずは3ヵ月使ってもらいます。

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やる気のある人が一歩前に進むお手伝いができればと思います。
そして、石巻で一人でも多くの人が仕事に就いてくださればと思います。

日本カーシェアリング協会ブログより転載

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レンタカー免許取得!

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先月申請したレンタカー事業免許

12日、ついに免許を取得しました!

あとは車を登録して、本格的にレンタカー事業を始めます。

後日詳しく発表します。

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さくらい

日本カーシェアリング協会ブログより転載

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キムチ作り体験教室

11月11日(月)仮設万石浦団地集会所でキムチ作り体験教室が開催されました。
20代から70代まで幅広い年齢層の方々が10人位参加されました。
前日の白菜の塩漬けからキムチの素の人参の千切り等まで手作りで作り味見をしながら
皆さん楽しくキムチづくりを体験していました。講師の手塚和世先生ありがとうございました。
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(相澤)

日本カーシェアリング協会ブログより転載

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伊豆大島での子供達との出会い

台風26号の被害を受けた伊豆大島にフェリーで現地入りし、活動をしている、ひーさーのからの情報が、ブログを通じて発信されています。

まつりびと ひーさん の ブログ

以下、ひーさーのブログから抜粋

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車で走っていると、空港と岡田港へ向かう交差点で、子供達が、ずっと手書きのプラカードを持って立っていました。

声をかけると、お母さん達が、私達の出来る事をやっています。との事。

被災地にお邪魔して、数日が経過すると、その土地への思いが、だんだんと強くなって行く自分がいます。

お母さんの言葉と子供達の笑顔に涙腺が、ゆるゆるになってしまいました。


スマイルシードから、届いたメッセージカードに、同じ伊豆大島でも、テレビにはあんまり出てないけど、泉津地区の大変なお家でも、作業頑張ってるから、元気メッセージを書いてほしい。届けるから。と話をして、みんなに書いてもらいました。


同じ島の子供達からの
メッセージカードで、元気をもらったよーと。

まだまだ、床下泥だし作業が、半分残っていて、さらに仕事の事や、今後の住まいの事・・・
決断する事はたくさんありますが、ポーズ決めて写真写らなくちゃと、明るく話してくれました。
笑顔の花が、咲きますように。すべての人の心に花を。

 
伊豆大島では、多くの方々が、お亡くなり、いまだ、行方不明の方々もおられます。

地元の高校では、当初様々な状況が、考えられるとして、ボランティアに行く事を止めていた時があった、と父兄の方に聞きました。

それでも何かしなければ、じっとしていられない、と動く子供達もいて、どこにいるのか、先生から電話がかかってきたりしたのよ、と話してくれました。

今、自分が、何ができるかを考え、そして動く。

毎日たくさんの中学生、高校生が、島内から集まってきます。
自然災害で甚大な被害にあった伊豆大島

子供達もやれる事

出来る事考え、経験し、そこからきっと何かを学び、明日へ

地震、津波、竜巻、噴火
大雪、水害、、、
様々な自然災害の起こりえる。
日本 そして地球

先人の知恵を活かしながら、それぞれの経験、ノウハウ、研究、などなど。

一人でも、一地域でも、
被害に遭わずに済むように。
そんな未来を。と、あらためて考えさせられた、伊豆大島での子供達との出会いでした。

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上川崎和紙 -福島の和紙を使いたい-

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次世代に宝物の本を遺そう。

その本は、まず和綴じで作ってみよう。

そして、出来ることならば、少しでも、「福島の紙」を使いたい。

そこで、二本松にある「二本松市和紙伝承館」にやってきました。

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福島県には、「上川崎和紙」という伝統的な和紙があります。

その歴史は、約一千年といわれています。

上川崎和紙の歴史
上川崎和紙は、福島県の中北部、二本松市(旧安達町)・上川崎地区で漉かれている手漉き和紙で、その歴史は約一千年を数え、平安時代の中期にまでさかのぼります。平安時代には「みちのくの紙」と称され、公の贈答の包み紙などに用いられるほか“紫式部”や“清少納言”といった平安時代を代表する多くの作家たちに愛された「まゆみがみ」は、ここで漉かれた和紙と言われています。(二本松市和紙伝承館Webサイト より)

お話をうかがったところ、上川崎和紙は、二本松では、現在、この伝承館でのみ漉かれているということです。

大変貴重な技術を遺そうと努めている伝承館でした。

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さまざまな上川崎和紙を見させていただき、本格的にはじまる和綴じ自分史づくりにむけて、ぐっと思いが高まりました。
表紙づくりのための和紙を購入しました。

福島の方々の想いが綴られた自分史づくりに、福島の和紙を使い、次世代に遺す。

福島の土地が育んだ楮から生まれた和紙によって、より一層、自分史が素晴らしいものになる予感がします。

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『3月10日』制作室Blog より転載

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