月別アーカイブ: 2011年 8月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

遺体捜索のはなし

昨日、大川小学校児童も含めた、北上川河口近辺の遺体捜索が終了しました。

いまだ、4名の児童の遺体は見つからないまま。

写真を探しに来た方たちの中にも、家族に行方不明者がいる方は多く、

私も、話した何人もの顔が浮かびましたが、その心中、如何ばかりか。

一転して、本日は、地元福地に居を構える、

RQというボランティア団体が慰労会を開き、そこに呼ばれていたので、

少し、お邪魔してきました。ボランティアを支援するボランティア団体から食材をいただき、

こちらへきて、初めてのBBQを楽しませて頂きました。

山あり、川あり、田畑ありの、古き良き日本の田舎を彷彿とさせる環境と古民家で、

火の爆ぜる音と虫の音を背に、透き通った星空を見上げていると、

とても、まだそこかしこに強い悲しみが存在する土地には、思えません。

こういう時、家族を全て失い、自分一人が生き残った人に対して、

その家族の写真を返すことが本人の強い希望だとしても、

本当にその人の為になるのか、また改めて悩み始め、振り出しに戻るのでした。

 

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長岡からたっくん&すさちゃん登場

長岡の柳さんからプリメーラを受け取り、長岡の学生たっくんとすさちゃんが仙台の運輸支局まで乗ってきてくれました。

せっかくなので手続きも二人にやっていただきました。

しかし、今日運輸支局大混雑。

ただ今1時間半、順番待ってます。

待ってる時間も有効活用。

ただ今カッティングシート貼りやってます。

「くたくたになるまで働かせてください!」と気合入りまくりの二人。

また報告します!

日本カーシェアリング協会のブログより転載)

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複合機のスキャンが・・・

本日の、大川小・福地の写真プロジェクトは、

一昨日よりの複合機のスキャン機能の不調により、一部作業がストップ、

全体的な流れに影響を及ぼしています。

カスタマーサポートへの3度目の連絡も、電話対応では限界で修理に出してほしいとのことで、

どうしたものかと頭を悩ませています。

(新品複合機も最初から白い線が入り、PCを変えても、ドライバをインストールしなおしても、ダメ。)

昨日からの横浜のボーイスカウト達とRQの市川さんが、素晴らしい動きをしてくれて、

なんとか作業を止めずに終了できました。

ボランティアさんが多く来てくれるのは助かりますが、

せっかく来て頂いたのに、無駄に過ごしていただくわけにはいかないので、

作業を作り出すほうとしては、心臓に悪いです。

明日は、人数も少なくゆっくりだと思われるので、

たまった仕事やイレギュラー作業をやっつけていきますかね。

 

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カヌー教室 with 石巻のボーイスカウト

水の上でのんびりと

水の上でのんびりと

本日は晴天なり。今日は石巻と東松島に住むボーイスカウトの若者達と一緒にカヌー教室。場所は昨日まで瓦礫撤去作業していた牡鹿半島の荻浜。ボーイスカウトメンバー、その中には石巻災害復興支援協議会の大丸さん、そして今まで何度もカヌーデイin石巻で一緒に作業してくれたRQのメンバー、絆チームからは、僕たちはからめ、あべちゃん、ふみえちゃん、のんたん、ヤス、そしてさすらいのカヌーイスト、クロさんも参加して合計17名。

パドリングのレクチャーの後、いきなり本日のメインイベント、あべちゃんのプライベートカヌーの進水式。新艇の名前は「ローラ」、何でローラなのかは分からないけれど、きっとあべちゃんの昔の彼女の名前か・・・なんて想像してみたり。今回はカヌー教室ということで、ちゃんとまじめにカヌーの上でお菓子を食べたり、本気絵で水を掛け合う練習をしたりと、充実した水の上の時間を過ごす事ができた。

今回参加してくれたボーイスカウトのみんなは程度は違うにしろ被災された子達だ。高く木の上に引っかかっている養殖で使う漁具を見ながら、津波のときの様子をカヌーの上で話してくれたりも。

水は怖い、水は綺麗、水は凶暴、水は優しい、水は楽しい、水は・・・・全部、どんな形にも、どんな気持ちにも。そんな水とカヌーに乗って少しでも近づいてくれたらいいなと思いながらカヌーに乗り続ける。またみんなと一緒に水の上に浮かびたいなぁ、そして、どんどん水の上にみんなを連れ出せたらなって思っているここ10年くらいかな。  (匠)

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カヌーデイin荻浜 with GAKUVO

ここの浜から瓦礫をカヌーに乗せる

ここの浜から瓦礫をカヌーに乗せる

25日、朝7時30分、ミーティングの掛け声が終わったと同時に牡鹿半島荻浜に向いました。今日はカヌー(カタマラン4艇ソロ1艇)と漁船2隻、と2トンダンプ2台、ユンボ、ユニック(助さん)、日本財団ガクボ(学生ボランティア)、RQ、チームユキオちゃん、きよしさん&ごうたさん、計89名の力で浜辺の瓦礫撤去作業を行ないました。 漁船で対岸に渡り、カタマランカヌーに瓦礫を積んで、漁船で引いて浜に戻り、ユニックと人力で2トンダンプに乗せて運ぶ作業を繰り返しました。ときにはユンボでトン袋を積んだりもし、なぜかライフジャケットを着てユンボを操縦する姿もみられました。前回参加したガクボさんから自主的にボランティア活動をはじめた、たくみジャパン(同じ名前でした。)のたくみさん、今回のガクボ海上保安大学生たちと、ボランティア活動が今後のそれぞれの活動につながっているのを感じました。

瓦礫を積んだカヌーを陸まで漁船に引いてもらう

瓦礫を積んだカヌーを陸まで漁船に引いてもらう

26日、朝から小雨がぱらついています。気温も低く、本日の作業は慎重に行なわねばなりません。今日は効率を上げようと、もう一艇カタマランをつくりました。が、載積しすぎたため、バランスを崩しカヌーが沈むというアクシデントも。たくみくんがソロで落ちた瓦礫を浜に運び、その後はバランスよく積むことを重視しました。やはり、漁船で瓦礫を積んだカヌーを引くという作業にはコツが必要です。現場でやりながら覚えていくしかありません。作業は明日まで継続、明日は3日目、この浜を綺麗にして完了したいところです。

ユニックを使っての陸揚げ、助さん

ユニックを使っての陸揚げ、助さん

27日、本日は晴天なり。ガクボさんもカヌーをひきながらの漁船の操縦にリズムがでてきました。午後まで目いっぱいがんばって完了。指揮をとっている日本財団クロさんからは「今日の作業は100点!」との声に、みんな嬉しそう。神戸からノブさんチームが荻浜にフォークリフトを届けてくれるという素晴らしいプレゼントもありました。荻浜中学校では大運動会が開催され、地域の方が元気に活気付いている話を聞いて感動しました。ユニックを操縦してたくさんのものを運び出した助さんとの連携も素晴らしかったです。今回のカヌーデイ、明日は番外編、カヌースクールを行ないます。 (よし子)

手作業での陸揚げも

手作業での陸揚げも

 

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