カテゴリー: サンライス元気村

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

こどの一日(サンライス元気村)

はじめまして。
サンライス初参加のこどです。
OPEN JAPANで一カ月ほどボランティアさせて頂いています。

本日は大森団地でサンライス活動してきました。
天気がいいこともあって、外では子どもたちが遊び、
集会所では他のボランティア団体がイベントを開いていました。

大森団地は仮設団地の中でもかなり大規模な団地なのですが、
今回はアマゾンさんも参加して下さり、一人一人の声を長く、
そして丁寧に拾うことができました。

僕は主に大森第1、第2団地を担当しました。

僕は今回が初参加という事で前回までとの比較はできないのですが、
他のメンバーの方の話によると、以前よりも団地に活気が出てきたとのことでした。

実際、今日30分位立ち話をした住民の方も、
以前は全くボランティアを受け入れなかったとのこと。
(これには驚きました。それくらい気さくな方だったんです。)
やはり継続して丁寧に活動を行うことが、
被災者の方々の心を開くきっかけとしては大事なのかなと感じました。

そんなこの活動も来月で最後となってしまいます。
今回はそのこともお伝えする、つらい訪問でした。
しかし、この活動の趣旨は直接お米を渡すことを介して
コミュニケーションを取ることだけではありません。
お米に付されている手紙を通して、日本中の支援者の方々とつながり、
コミュニケーションをとっていくことも活動の一つです。
そうしてできたつながりがサンライス活動の代わりとして、
これからも長く続いてくれるのではないでしょうか。

そしてなんと、そのつながりができる場面にも立ち会うことができました。
お米を渡した住民の方から、支援者の方へのお手紙の代筆を頼まれたのです。
ずっと気になっていたものの、なかなか出せずにいて心苦しかったとのことでした。
「どう書けばいいのか分からない」と言いながら話す言葉の中には、
支援者の方に思いを届けたい、という気持ちを感じました。

今日は初訪問にして、これまでのサンライス活動とこれからのサンライス活動の
両方を見ることができた、とても貴重な訪問回となりました。

こど

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ぶちの一日(サンライス元気村)

【三楽椅子(さんらいす)ベンチ村~2日目】

この活動に6回目の参加となります「ぶち」です。
初めてブログを書かせて頂きます。

昨日に続き、本日も河南地区の東北電子仮設団地にて、
虹色ベンチを製作して団地の皆さんにお届けするイベントの2日目に参加いたしました。

1日目同様、秋晴れのお天気で気持ちよい秋風の中、
団地の皆さんと一緒に虹色ベンチを製作しました。
天気も良いお陰で、たくさんの住民の皆さんが参加をしてくれました。

先週の日曜日に私の会社でこの虹色ベンチの下準備をイベント化をして、
群馬県でもできるボランティア活動として呼びかけ、
総勢約50名の個人ボランティアが参加をして頂きました。
そして、今回この材料を持ち込み、ベンチ製作のイベントの開催となりました。

小さいお子さんからおかあさん、おとうさんが、
みんな一緒になって私達ボランティアと電気ドライバーを使い、ベンチを組み立てをしました。
みんなお上手で何度か教えるだけで、私達の補助がいらないくらいになっておりました!

ビビットな虹色カラーのベンチを秋晴れの下、
みんなでワイワイ組み立てて団地内に笑い声や元気な声がたくさん響きました。
ベンチを作っているときのみんなの輝いている顔、くしゃくしゃになって笑っている笑顔をみて
本当に嬉しくなって、このイベントに携われてよかったなぁ。と想いました。

今回のベンチ製作イベントは東北電子団地に”彩り”を飾ろうという想いで始まりました。
3人掛けベンチを7色×6個・1人掛けベンチを7色×6個の計84個を作り終えました。

最後にはみんなで集合写真も撮りました。
みんないい顔してますね。

団地内にビビットな虹色カラーのベンチを設置して、団地内に交流の場所が出来てコミュニケーションがたくさん増えてくれる事が私達の想いです。

この2日間を通じ、たくさんの笑顔に出会えました。
そして、私の心にも”彩り”が加えられました。

本当に来てよかった。また来ます。
東北電子の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

ぶち

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三沢の一日(サンライス元気村)

【三楽椅子(さんらいす)ベンチ村~1日目】

河南地区東北電子仮設団地にて虹色ベンチの制作してお届けするイベントの1日目でした。
秋晴れの下、朝から外出されていらっしゃる住民さんも多く
(お天気に外出なさる元気は良いことですね!)
しかし、「集まってくださるのかな?」の心配をよそに、
午後からは沢山のかたがお越しくださる盛況でした。

この色塗りや加工は、先週日曜日に群馬県伊勢崎市の木材加工工場にて
約50名の個人ボランティアが集い東北の味覚を沢山持込みイベント化して下準備したものです。

1人掛けか3人掛けのお好きな色のセットをお選びいただき、
我々スタッフがお手伝いをして1基10分~15分で組み上げていきます。
ご希望のかたへはペンキの補修塗り体験もしていただきました。

4歳のお嬢さんも81歳の自治会長さんもインパクトレンチを上手に使いこなしていらっしゃいました。
スタッフはやさしくやわらかくハンドルを握る事とまっすぐ上から押さえることのみの補助です。

 

 

 

 

さて、2日目は幾つの笑顔に出会えるでしょうか?彩りを加えにまたお伺いいたします。

三沢

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住吉地区の皆様とお茶っこ&芋煮会(住吉芋煮同窓会)

初めて書かせて頂きます。加藤工務店ことムネと申します。

石巻でのボランティア活動は昨年より行っておりまして、こちらの面々は殆どが顔見知りですが、私自身まなみ組での活動に参加させて頂くのは今回で2回目の若輩でございます。

 

本日は住吉地区の皆様とお茶っこ&芋煮会。そして東北電子仮設住宅でのベンチ組み立て&お届けプロジェクト。2チームに分かれての作業となりました。

 

私は住吉での活動に参加させて頂き、主に煮炊きの鍋周りを担当。

 

こちらの地区は、自分も含めたボランティアの仲間たちが昨年泥出し作業などを行っていた地域でありまして、綺麗になったところ、家屋が解体されて無くなった所、そして、今もあの時からそのままの所…

 

自分自身も色々な思いが交錯する地域でもあります。

 

今朝説明を受けましたが、こちらの地域、河川近くの地区は堤防に生まれ変わるとのことで…。皆様の心のよりどころであった神社が移転となり、近隣の住居にお住いの方も退去・移転をしなければならなくなるそうです。

 

この地域、被災地となってしまった現在でも、とても風光明媚で綺麗なところです。三陸の海から続く穏やかで大きな河川・雄大な山々・そして大きな空が一望できます。

 


何度も訪れたこの地ですが、その度に、あの日の前に見ておきたかったと思います。

 

お昼少しくらい前に芋煮の鍋が出来上がり、時を同じくして
地域の方々が集まって来てくださり、短い時間ではありますが楽しんで頂けたようでした。

お母さんたちの指導による地元の味。

お父さんたちの素朴ながらも含蓄のある地域の歴史のお話。
あの日までのこの地に思いをはせつつ、
この日からのこの地の未来を思う。

 
とても良い一日を過ごさせて頂きました。

 
住吉地区のお父さん・お母さん方、ありがとうございました。

 

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おざの一日(サンライス元気村)

京楽師匠落語会。

今回は、東北電子と前山の2会場で行われました。
どちらの会場も、たくさんの方に来ていただくことができました。
ありがたいことです。

両会場とも、笑いが溢れていました。
大地の震え3部作「天使の産声」では目を真っ赤にしながら聞き入っている方もいらっしゃいました。
茶話会は、ほとんどの方が残ってくれて、一人一人が師匠の質問に答えながら津波の時の様子を話してくれました。
普段だったら住民同士ではなかなか話題にできない事なのではないでしょうか。
あの時自分はどこにいたのか、どうやって津波から逃れたか、自宅はどんな状態なのか・・・
ひとりひとりがお話されていました。
京楽師匠はそんな住民のみなさんのお話をじっくりと耳を傾けておられました。
みんなで笑ったり、誰かの話に聞き入ったりと茶話会は盛り上がりました。

サンライスの活動でも、対象者の方に当時のお話をして頂けることはありますが、こうやって大勢の前で自分の体験を話す事はなかなかない機会だったのではないでしょうか。
辛かったこと、大変だったことを話せるようになるということは、とても大切なんだそうです。
前山での茶話会後、帰るときにこんなことを話していったお母さんが居ました。

「今日はね、すごく楽しかった。
 阪神の時の話も感動したよ。
 ああやってみんなの前で話したのは初めてだ。
 私、順番でマイク持って皆が話してるとき、すごくやだな・・・って思ったんだ。
 ああいうの苦手だし、話したくないって思ってたんだけどね。
 マイク持たされて、あの人(京楽さん)と話したら自分でもびっくりするくらい言葉が出てきたんだ。
 なんかね、喋ることができてすっきりした気がする。
 ほんとにありがとね。
 また来てね。」

お母さんの笑顔がすごく嬉しかったです。

※京楽さんの防災落語、携帯で撮ったので見づらいと思いますがベースのパソコンのデスクトップに落としてあります。
 ベースに来られた際は是非ご覧ください。

東北電子のコスモスはまだまだ元気です☆

おざ

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