月別アーカイブ: 2012年 3月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

“自立”と“自律”

本日は、日本カーシェアリング協会スタッフの山川がおおくりします。

3月9日(金)関西学院大学 客員研究員、桜花学園大学 保育学部 非常勤講師の南裕一郎さんが、日本カーシェアリング協会へ視察にいらっしゃいました。

南先生のお話の中に、復興には2つのポイントがあり、それは“自立”と“自律”の2つであるというものがありました。

まず“自立”とは今ボランティアの方々と協力して行っていることを、自分たちで行えるようにするということ。
そして、“自律”とはそれを自分たちで仕切ることができるようになることということでした。

今日このお話を聞いて、私も本当にその通りだなと感じました。

私は石巻にほど近い東松島市というところに住んでいます。

被災地が復興するにあたり、多くのボランティアの方々が協力してくださっており、様々なことをボランティアの方々に頼っている状態であることは事実です。
しかし、このボランティアの方々はずっと被災地にいてくれるわけではなく、近い将来故郷に戻ったり、また他の土地へいくことになるでしょう。

もしこのままボランティアの方々に頼った状態が続いたままでは、完全な復興を果たすことはできず、彼らが被災地を離れた時困ってしまうのは、被災地の人たちに他なりません。

実際私も今月から石巻でカーシェアリングのお仕事をさせてもらっておりますが、他のスタッフのみなさんも2月の下旬ごろからなのでまだ日が浅いということもありますが、全てにおいてすっかりたけさんに頼りきった状態です。
たけさんもまた宮城県出身の方ではないので、もしたけさんが近い将来地元に戻ってしまった場合、今の状態ではカーシェアリングは確実に存続できないと思います。

そうならないためにも、ただ頼るだけではなくボランティアの人たちから今までしてもらったことの、ノウハウを学び、吸収しそれを自分たちで仕切っていける能力を身に着ける必要があると思います。
さらには、もし他の土地で震災が起きた時吸収したものをそこで発揮し、伝えることが出来るようにしなければならいのではないかと改めて考えさせられました。
そうすることが、いままで支えてくれた人たちへの一番の恩返しであり、震災で亡くなった方々への供養になるのではないかと感じました。

南先生と私

日本カーシェアリング協会ブログhttp://japan-csa.seesaa.net/より。

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日本カーシェアリング協会デザインリニューアルのお知らせ

このたび日本カーシェアリング協会ではロゴデザイン、ならびにサイトデザインのリニューアルを3月11日に行いますので、お知らせいたします。

東京学芸大学の正木賢一教授、ならびに研究室所属の学生の方々のご協力によりこのデザインは誕生しました。正木教授のご家族が被災地の出身ということもあり「被災地に元気を届けたい」「デザインの力で、より多くの人とのつながりを創り出したい」そんな想いが学生たちのアイデアと共に形になりました。

「被災地カーシェアリング 一台の車から 絆が生まれ 会話が生まれ 未来が生まれる」

このコンセプトのもと、より皆様との支援のつながりを創り出せるよう精いっぱい努力させて頂きます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

このシンボルマークは、共用車の提供者と利用者との二人三脚から生まれるカーシェアリングの「つながり」を表現しています。中央に生まれるハートマークは、本協会の活動に賛同する協力企業や提供者の思いを象徴するとともに、そうした支援にたいする利用者の感謝の意でもあります。イメージカラーは、東日本復興を願う希望の「オレンジ」とクリーンな共用車の「ブルー」です。カーシェアリング協会の活動を通じて、多くの人たちが「笑顔」になることを願ってデザインされました。

関連記事
http://japan-csa.seesaa.net/article/243313689.html
http://japan-csa.seesaa.net/article/252007009.html

日本カーシェアリング協会ブログhttp://japan-csa.seesaa.net/より。

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和歌山・避難路完成

先日、那智谷を復興させる会と一般ボランティアで作った避難路が完成しました。

丸太で橋を組み、手すりも付けました。左下は岩肌で危険な場所でした。

避難路は熊野古道の尼将軍の遺霊塔へ続きます。

尼将軍とは鎌倉幕府の源頼朝の正室・北条正子だそうです。

次回の避難路整備作業は3月25日の予定です。

避難路の途中の沼でヒキガエルが産卵していました。。。

和歌山はもう春です。

熊野絆 和助

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福祉車両の活躍を祈って

こんばんは。はじめまして。今日は平塚が活動の報告をします!

私は4月から震災復興関係での就職が決まっており、その研修として昨日から明日までの3日間、日本カーシェアリング協会さんのほうでお手伝いをさせていただいています。

ここのスタッフのみなさんは優しくて元気で、共に活動していてとても楽しい気分になります♫

では本日の活動報告です。

今日は午後から市内の印刷会社・ユアシステムさんへ新しいステッカーの注文・見積・依頼へお伺いしました。

こちらは南川さんの古くからのお知り合いだそうで、新しいステッカーも綺麗に出来上がりそうです。

南川さんとユアシステムさん

次に石巻自動車学校さんへ向かいました。

こちらでは、石巻自動車学校さんに車いすの方でも運転することが可能な福祉車両の提供をし、教習ができるようにというお話をしに伺いました。

しかし、その車いすの方が自動車運転免許を取得する際には、自動車学校内に福祉車両があっても、その車両は教習車として使用することはできないとのことでした。

車いすの方が運転免許を取得する際の教習車は、免許を取得したあとに実際に自分で使用する車を教習車として使用し、自動車学校内で教習し、免許を取得するということでした。

私は現在福祉大学の卒業を控えた立場でありながらも、そういったことは知らず、福祉に関する知識が増え、勉強になる話をお聴きすることができました。

そこで、石巻自動車学校の小坂さんから、福祉関係者に詳しい五十嵐さんを紹介していただき、後日五十嵐さんと会し、話をお伺いすることになりました。

その福祉車両は、車いすの方で「運転免許を取得したい!」という方にカーシェアし、教習の際にも、免許取得後にも運転していただけるように、提供先が決まりし次第、提供する予定です。

石巻自動車学校の小坂さんと千葉さんと私・平塚です。

この福祉車両も活躍することができるように祈っています!!

日本カーシェアリング協会ブログhttp://japan-csa.seesaa.net/より

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オヤジの居場所プロジェクトとは!?

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牡鹿半島の鮎川浜に向かう手前に、歩くと「くくっ」と鳴る十八成浜がある。
「くくっ!」を漢字の「九九→十八、鳴る→成る」として十八成浜(くぐなりはま)と読んでいると仙台の仲間から聞いた。なるほど・・・
しかし、地震で地盤が120センチは沈下して、その美しい浜は、わずかに残るだけとなってしまった。また震災は、漁師さんや地元のおじさん達が集まっていた作業場も壊してしまった。
震災前から、漁や仕事の合間に器用なオヤジさんたちが集まっては、クジラ(今は調査捕鯨のクジラ)の歯や海底に沈んでいた貴重な木材(網にかかる)を使ってペンギンなどの置物やキセル、ルアー、キーホルダーの作成、携帯電話のストラップやミサンガ(腕輪)などを作っていた。
この度、「オヤジの居場所プロジェクト」と題して、その場所を再建しようと、区長さん達が立ち上がり、大原の棟梁に設計から墨入れ、建築を依頼した。
まず日本財団のクロさん&学生ボラGakuvo隊が、基礎工事のコンクリート土台を完了させ、http://blog.canpan.info/coco/archive/2497
棟梁が2ヶ月間材料を刻み続けた柱材などを先月後半から組み上げ始めた。

あいにくの雪の日もあったが、狭い道に名古屋から借りている4トンユニックがうまく入って太い柱を吊り上げつつ、見事に3月2日に棟上式と餅撒きの儀式を行うことが出来た。
途中まで、釘を使わずに組み上がってゆく、棟梁の技に、昨年の震災直後から京都より通っている米国人大工のロバート(IDRO JAPAN)さんも驚き!

「十八成浜で最初の棟上式だよ・・・これが完成したら、ボラさんも一緒にいろいろと作ろうな!この場所は自由に使ってもらってもいいよ!」と区長さん。
紅白のカケヤで棟木を打ち込み、神様も供えられて嬉しい表情の棟梁。
太平洋と蔵王連峰に沈んでゆく夕陽を見ながら、次への一歩、共に創ってゆく喜びを感じられる日だった。
しかし、まもなく一年が経過するが時が止まったままの方々が多いと痛感している。(吉村)

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