月別アーカイブ: 2015年 9月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

常総市の様子(ひ~さ~からの報告④)平成27年9月関東・東北豪雨

常総市から

ゴミ?を考えた日です。

鬼怒川決壊現場の三坂地区エリアの現場担当3日目

なんとなく地域の方々が名前を呼んでくれるようになる。

ボランティアさんなんて言うのは

テレビで被災した世界での話でまさか自分が世話になるなんて考えても見た事なかったのよーと
被災されたご婦人が話してくれた

初めてお会いした時よりも
少しすこしだけ笑顔を見せてくれた。

地域の方々は

ボランティアさんが帰った後に
自分のお家より被害のひどかった一人暮らしのおばちゃんの家の作業を

水が出るようになったお家の排水の為
皆さんで側溝掃除をされたり

暗くなるまでくたくたになりながらも
あの日から毎日毎日

料理の出来ない台所

夕方になると公民館も床下の泥出しを終えたばかりで使えない

地域の方の倉庫の前でおにぎりを食べ
今晩は、豚汁の炊き出しの夕食を済ませる。

汗だらけの身体

お風呂場も泥だらけなお家もまだまだあります。

そんな上三坂地区

自動販売機も無く

コンビニは直ぐ近くにあるのですが

道路が決壊しているのでかなりの迂回が必要

ボランティアさんも

用意してきた以上に汗をかき無くなって行く飲み物

ボランティアセンターには昨日から支援物資としての水が届き出した。

現場へ向かう前の災害ボランティアセンターでの段取り打ち合わせ後

水を数ケース車に乗せてから出発

熱中症は防ぎたい

飲み物無くなったボランティアさんはここに用意してますからね〜と朝インフォメーションさせていただく

ボランティアさんの活動中は座る事が出来ない位のめまぐるしい状況の中

活動終了後から始める一軒一軒訪問しての作業終了確認

明日の作業のご説明

暗くなり間借りしている現場テントベースに戻ると

ビニール袋の中には数十本の空のペットボトルがある。

報道やネットなどの情報を集めてから来る

ボランティアさんがほとんど

常総市はゴミの処理問題が緊迫しています。

今日現場で市長さんに提案させていただき

明日市役所の担当の方々とゴミ回収方法の打ち合わせの約束がやっと出来た今日

2000人を超えるボランティアさんが入った常総市

一人の一本が

一人のゴミへの無意識が重なりあうと

どれ位の数になるんだろうか。

東日本大震災活動支援初期の石巻南境生活センターボランティアベース(旧石巻ボランティアベース絆)(現オープンジャパンベース)では帰る車の空いているスペースにはゴミを満載にして皆帰っていた。

コンビニがほぼ再開した常総市市内

外から入ってきた方々に伝えたい

ご自分のゴミはご自分で

ボランティアさんの出したゴミを袋を
市外の自宅に持ち帰ってくれたボランティア仲間の
なおチャンは
ボランティアのゴミをかたずける
ボランティアのボランティア?

なおチャンはボランティアさんが毎日活動始める前から暗くなるまで現場でサポートしてくれています

被災地にはゴミを置いてかない

ゴミの溢れる地球上

日常生活でも

ゴミ

考えてみませんか?

ゴミから社会を感じてみませんか?

消費社会の現状を、、

ひ~さ~のfacebookから転記

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何気ない日々の暮らし。
増え続けるゴミを目の前にする実体験が少ないのかも、なんて思ってしまいます。(が)

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大和町の様子(アッシュからの報告②)平成27年9月関東・東北豪雨

大和町社協の災害ボランティアに参加する場合の手順を説明します。
同町の「まほろばホール」の駐車場にある仮設テントで、受付及びボランティア保険未加入の場合は加入手続きを行います。そこからバスでサテライト(活動拠点)である「高田コミュニティーセンター」か「舞野文化センター」に送迎されます。サテライトで当日の状況等の説明を受け、チームを割り振られ、作業現場へアテンドされる仕組みです。「まほろばホール」での受付は、午前9時から11時まで。作業は午後3時までとなっています。作業終了後にお風呂無料利用券を貰えます(9月20日現在)。社会福祉協議会のある大和町保険福祉総合センター「ひだまりの丘」は、公衆浴場が併設されていて(10:00~20:00)、なんと食堂もあり(11:00~15:00)、なんとなんと生ビールの看板すらあったりします。

本日の作業内容。
6名でチームを組むこととなり、まず、舞野区長である高島さんのアテンドで、区長さんが経営している建設会社の敷地内で土のう作りをしました。


次に、40分ほどかけてつくった250袋の土のうを全てダンプに積み込み、氾濫した吉田川のすぐ傍に住居があるお宅へ移動。

そこでは川に面した斜面が一部崩落しており、区長さんの監督の下、作ったばかりの土のうで土留め工事を行いました。午後はそのお宅の倉庫で、家財の搬出、泥だし、お掃除。本日はそこまででした。(土留め工事はもっと広い範囲で対応が必要なため、継続案件です。)

 激しくスコップをふるい黙々と作業をする僕に区長さんが一言。「だめだ、会話しながらするもんだ仕事は」。なんかそう言われたら急にいい感じで拍子が抜けて、実際作業効率が良くなった気がしました。それを耳にしたチームのみんなもそうだったのではないでしょうか。

区長さんと沢山話す機会があったので、おもむろにカーシェアのことを話してみました。同地区では10台ほどの自家用車がダメになったとのことで、「もしよかったら相談してみてください」とチラシを1枚渡してお願いしてみたら、「1枚では足らないからもっとないのか?」と言われて嬉しかった。
未踏の地、高田地区のことも頭によぎりつつ。
明日も継続して大和町に入ります。

そして、今日は嬉しいことに石巻市牡鹿からOJ仲間のチセ姉さん、そして仙台市から石巻カヌークラブのしのちゃんとひろちゃんがお誘いもしていないのに自らの意思で自発的に来ていました。作業場所は違いましたが、怪我もなく1日頑張ってくれたことがまず嬉しかった。そして、脚を泥だらけにして汗をかいてくれた彼女たちを見て、僕がたまたま着用していたホーマックで購入した作業用Tシャツのバックプリントにある「士魂」を感じた僕。…いや、大和町だけに「大和撫子」か。みんな来てくれて本当にありがとう。感謝です。

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スコップと土嚢袋の作業を通じて、ゆっくりと心の重さ辛さが・・・溶け始める。
そう感じる瞬間がありますよね(が)

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鹿沼市の様子(よしこちゃんからの報告②)平成27年9月関東・東北豪雨

鹿沼市 DAY5  2015年9月19日(土)

毎夜毎朝人がやってきます。ボランティアさん、地元の人、そして宅急便。
今朝は6時から動きだしました。その日によって毎日が現場対応、順応性と敏速性が重視されます。泥に浸かった畳をあげ、床下の泥を出して運ぶ作業、庭先の泥かき、畑のヘドロ出し等、多くのボランティアさんたちに動いていただいています。この地区を担当しているタカさんは本日133名のボランティアをコーディネートして一気に作業を進めました。

クロさん率いるDRTチームは重機を使って泥をよせて運び出します。今日はお天気がよいので作業は順調ですが、外作業の日陰を見つけるのに一苦労。飲み物や休憩ポイントとしてはからめ号のオーニングを出して拠点を設置しました。シルバーウィークの始まりとあってボランティアの規模も大きく、今日は団体ボランティアさんのお昼休憩にベースを使用していただくことになりました。作業で汚れている人のために木陰にブルーシートを敷いたら「お花見みたいだね。」「見ているだけで楽しいね。」とすし詰状態の休憩にも笑顔が見らる現場です。

本日、オーガニック野菜などの宅配を行っている「ポラン広場」さんから食材と調味料が届きました。いろいろ考えて送ってくださったんだと思えるような調味料とお野菜に心が癒されました。手持ちの調味料が尽きたのでとてもありがたいです。有機食材を扱かっているポラン広場さん。安心安全、そして被災地への支援の思いやりの品々、大切に使わせていただきます。基本的には日帰りボランティアさんや短期ボランティアさんは自分で食事を準備してきますが、長期ボランティア、現場はりつきで買いに行く余裕のないボランティアさんたちの作業効率と健康を保つためにベースで食事を作っています。ありがたい食材たちをつながりの中で手配してくれた友人平太くんに感謝です。平太くんは「Peace Deli」というケータリングをオーガナイズしています。石巻のときも大変お世話になりました。

愛媛県松山市のサンマルシェさんからみかんが届きました。今日作業している現場ボランティアさんたち、そしてボラセンの夕方のミーティングに持っていって運営スタッフのみなさんにもお分けしたらとても喜んでいただけました。「ずっとカップラーメンなんで、ビタミンC嬉しいです!」との声を聞ききました。「こういう物資ありがたいですねぇ。」と緊迫していた会議で拍手がおこりました。平太くんはじめ、いのちある食をお届けくださっているみなさんに感謝です。(よ)

はからめログから転記

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なんだろう、なんだろう。
一休みの時間がこんなにも晴れ晴れするのは、天気のせいだけじゃない気がします。
気持ちを合わせて、力を合わせて・・・。
明日も天気が良いみたいですね。風も穏やかなので熱中症にご注意ください。(が)

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常総市の様子(ひ~さ~からの報告③)平成27年9月関東・東北豪雨

石巻から常総市へ

オープンジャパン石巻ベースから補給物資が届く。

昨晩道中 高速道路での 車の故障にも関わらず

途中からは現場走り回り用(渋滞が激しい箇所時間がある為)の原付に乗り換えて補給物資を

助けさんが届けてくれた。

様々なバックアップをしてくれる石巻のベーススタッフと全国の

仲間達(人と中と間と書く)

そしてオープンジャパンを応援してくれているたくさんの方々がいるからこそ現場で活動する事が出来ている自分

昨晩にも

明日ユンボ3台ダンプ三台出発するから
朝九時着だからね〜と
神奈川のノンちゃん

明朝7時には現場入るからと白馬のチャンや

何処に行けばいいの?とチョンマゲ隊長のツンさん一行

愛知の仲間

牡鹿半島繋がりの大宮の若大将

ツン隊長の一行には

石巻の門脇地区で被災されて現在も仮説住宅暮らしをしながらも

俺だじ世話なったんだがらと駆けつけてくれる方も

全国各地から集まる。

自分のできる事を

今出来る時に動く人

棄てたもんじゃないんだ日本人

どう動くかなんだよな〜

災害時も日常も

そんな事を考えてしまう日が

2015年9月19日

どう動きましょうか?

人として

地球人として、、、、

常総市から

鬼怒川決壊場所の三坂地区

決壊箇所の堤防ははかなり復旧してきております。

工事中の堤防に背を向けると

一軒だけ残った某メーカーの白いお家

ヘリコプターで自衛隊さんの判断力が活かされた救出現場が

シルバーウイークなどの連休中になると

各地の被災地でも見かけられるデート気分で記念撮影を取りに来る野次馬さんは見かけられない。

決壊現場に繋がる道路はすべて警察車両が検問している。

昨日通過出来た道が今朝も一斉捜索で通行止め

警察 消防 自衛隊車両が道路を埋める。

ネパール大震災の支援活動8週間で見てきた災害対応力

日本の災害対応力は問題も山積みですがスピード感が違います。

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棄てたもんじゃないんだ日本人

どう動くか、自分のできる事を、今出来る時に動く。

今するべきことをするのが善い…投げ出さず、諦めず!今日も一日『えいえいお~~~!』(が)

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大和町の様子(アッシュからの報告①)平成27年9月関東・東北豪雨

本日は先日カーシェアリング協会のお手伝いで社協に軽トラをお届けした宮城県大和(たいわ)町へ、泥だしなどの災害ボラに行ってきました。
大和町は、今回の「東北・関東豪雨」で、9月11日に記録的な豪雨のため吉田川などから水があふれ、広い範囲で住宅や店舗などが水につかりました。特に被害が大きかったのが高田地区と舞野地区。今日は社協SVCのニーズ調査に基づいて、4箇所の現場で5名のチームで作業をしてきました。

 最初の作業は、個人宅の家財の運び出しと泥だしです。住居家屋に被害はなかったのですが、納屋が水浸しになったお宅でした。納屋に保管されていた家財を庭に運び出してから泥出し、そして瓦礫回収のダンプへその家財の搬出をお手伝いを実施。
その後は水で床の洗浄と石灰撒きまでやりたかったのですが、「あとは自分たちでするから」と丁寧にお断りされてしまいました。今後の作業も大変かと思うので、ぜひ困ったことがあれば助けを求めて頂きたい!と率直に思いました。後ろ髪をひかれながら現場を引き上げ、いったん社協の活動拠点である「舞野文化センター」へ戻り、次のニーズへ。

 午後は臨時のゴミの集積所となっている道路の路肩3か所で、燃えるゴミと、燃えないゴミ、木材を、それぞれの専用ダンプへの積載作業をお手伝い。

大和町では地元の建設業協会が災害対策本部を設立して、作業員やダンプ、重機を町内の被災地区に展開されているようで、「本業」の土建関係の作業員の方々とボランティアが協働しているのでした。

いつの間にか社協さんではなく建設業協会の方のコーディネートで、被災した建設会社の敷地内に流れ着いた、流木を中心とした木材をダンプに積む作業のお手伝い。
木材のなかには椎茸の原木が混じっていたりして、捨ててよいものかどうか悩みましたが、もうそれ駄目だからと言われ、泣く泣くダンプの荷台へ投げ入れる僕です。

最後は他で作業をしていた6名のボラチームと合流し、農家のお宅で被災ゴミの整理と搬出を行いました。すっかり汚水に浸かって汚れてしまった田んぼの棒がけをする長い木の棒が大量にあって、それをダンプに丁寧に積んで送り出し、それで本日は終了。

久しぶりに水害被害地で災害ボランティアに従事いたしましたが、正直、作業をしているとどんどん心がヘコんできます。相当荒んだ気持ちになります。全く持って心身ともに消耗するとてもしんどい作業です。そのしんどい作業をするほか、現状を回復せしめることは不可能なのですよね。あたり前な話。それを誰がするのか?
「被災者のために、困っている人のために」だなんて、そんな一片の曇りもないキレイなこと、僕ごとき薄汚れたオッサンには恥ずかしくてとても言えません。ちなみに、今日同じチームで働いてくれた20代の若者に災害ボランティアに参加した理由を尋ねたら「どうせ連休中は家で寝ているだけなので、それだったらここに来て少しでも役に立てればと思って…」。なんて素晴らしい!と思いました。これからは僕も同じことを聞かれたらそう答えようそうしよう。

汚れる仕事が全てそうだとは言いませんが、人が嫌がることでも、やらなくてはならない仕事をどこかで誰かがしていることについて、それと、それがなければ僕らの社会は1ミリも成り立たないこと。じゃあ、そういう社会で僕らはこれから何を大切に生きていかなくてはならないかを、無い頭の末端構成員としてまたもや考えずにはいられない僕でした。

明日以降も継続して大和町に参ります。

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泥にまみれた家財道具、ずぶ濡れのままの使えそうなモノ…。
つい前日までは暮らしの場に存在していてくれた品々と、
別れに立ち会う作業はとても切ない。
どうにも途方に暮れる状況下で、暮らしを支えてくれた品々を、
瓦礫と呼んだり、ゴミを分別したり。
一ミリでも一歩でも、それが、それが、それが・・・。
(が)

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